2019年8月23日
今日は旅のお土産備忘録です。
前回のエンディングのアレ。
↑コレを記録に残したいと思います。
横浜旅行で立ち寄った銀座伊東屋 横浜元町。
事前調査でその存在を知ったカクテルインク。
高級筆記具が勢揃いした3階フロアの一角に
カクテルインクバーがあります。
出来上がったインクを販売しているのではなく
注文の都度1瓶ごと作ってくれる特別感がたまらんのです。
カラーインクには興味なかったのですが・・・
店内をぶらぶらしていたときに
やっぱり興味をそそられまして
うっかりインクバーに立ち寄った結果がコレ。
色は2色
No.10 キールロワイヤル
No.28 元町ブルー
このままだとせっかくの色番ステッカーが邪魔になるので・・・
テンコ頂に貼替え。
店員さんいわく・・・
元町ブルーは一番人気だそうです。
さて・・・
このカクテルインクの価格は
1本 45ml 1,600円+消費税でございます。
価格は国産インクと同じくらいの価格帯。
ご当地価格としての付加価値を価格に上乗せすることもなく
非常に良心的な価格設定だと感じます。
んで・・・
このカクテルインクのネーミング。
カクテルインクという名前の通り
カクテルの名前で名付けられているそうですが
私は酒は一切飲まないので正直わからんです。
名前はさておきまして・・・
生涯初めてのカラーインク。
小さなジャムのような容器の瓶です。
キャップの口が広いので
ペン先から直接吸入するにも
注射器で吸入するのもラクチンです。
元町ブルー
キールロワイヤル
購入日がインク作成日なのですが
私の場合は旅の記憶も蘇る思い出インクです。
ガラス越しに見るインクの色は
汚れた心を浄化します~
店頭で色見本帳と試筆させて頂いた2色。
実用的なインクの代名詞となる
黒とブルーブラック以外のカラーインクは私にとっては大冒険。
ですが・・・
カラーインクに対する概念が覆るほど
良かった!!
元町ブルーは水っぽさを感じない
濁りのないクリアで凛々しいブルー。
抜けるような青空を思わせる素晴らしくきれいな色。
キールロワイヤルは
カシスとボルドーを混ぜたような色で
赤より深みがありがありつつも
黒っぽさは感じない赤なのがなんともツボでした。
絵心がねぇな・・・(訳:絵心が無いな)
自分で描いてて絵がヘタすぎるなと
絶望的なほど思うけど
でもいいの~
描いてると楽しいから~
元町ブルーとキールロワイヤル。
この2色に決めた理由は万年筆に由来する。
お気づきかもしれませんが・・・
元町ブルーはピナイダーのアバター。

キールロワイヤルはキャップレスの須磨離宮ローズ。

絶対に合う!
と確信して選んだので個人的に大満足です。
どういう場面でカラーインクを使って文字を書くのか?
ずっとその疑問が解けなかったのですが
その答えは紙に書いてみると案外かんたん。
文字は黒くなくても読める。
文字は濃い色のほうが見やすい。
黒い文字のほうが落ち着く場面は黒で書けばよくて
そうじゃないときは好きな色と好きな筆記具で書く。
ちょっとメモ
手帳にスケジュール
ボールペンを万年筆に持ち替えて「書きたい欲」を満たす
日常の「書く」という行為に
「好きな色」と「好きなペン」がプラスされるだけで
心と目と手が歓喜する。
そんな小さな幸せを感じた
カラーインク物語でした。
コメント
紙に書かれている文字ですが、本町ではなく、元町ですよー。
きゃ〜〜
お恥ずかしい誤字でした。
教えて頂いてありがとうございます。
雑に直しました(^^)